非核非戦プロジェクト「長崎に、ゆた～っとしに来んね！」: お問い合わせ

第６回「ゆたこん」（非核非戦プロジェクト）　事務局（担当　藤元、中川）
〒850-0052
長崎市筑後町9番23号　真宗大谷派長崎教務所内

ＦＡＸ：095-825-8836 ／電話：095-825-8831
メール：nagasaki@higashihonganji.or.jp

プロジェクト概要

　長崎教区は、原爆投下によって多くの命が奪われた悲しみから原爆法要を厳修し、「非核非戦」ということばに出遇いました。「非核非戦」の「非」とは、私たちのあり方を問い直す如来の願いだと受け止めています。

　戦後70年を過ぎ、戦争を知らない世代が増えていく中で、改めて「非核非戦」の願いに立ち返り、その如来の願いを伝え弘めていく活動が教区における重要な課題だと考えています。

　はからずも東日本大震災によって起こった原子力発電所の事故は、私たちに「核」のもつ深い闇を突きつける事になりました。その後重ねてきた「被災地支援事業」や「福島一時保養プロジェクト」（通称ゆたこん）の歩みは、私たちに様々な問題を提起してくださったように思います。

　この時、私たちの中心にあったのが、「人と出会っていく」「人と繋がり合っていく」事でした。津波の被害の前に立ちつくした人々や、放射能に不安を抱えている親子がいるという現実を知りました。その具体的な「人」との出会いを通して、嫌でも「自分」と出会わざるを得ませんでした。

　その「自分」とは何か。共に生きることを願いながら、考えや信条に合わないものを排除していきたいという思い。純粋に他者を救いたいと願っているにも関わらず湧き出てくる名利心。このジレンマが常に我が身から離れない「自分」です。それは長崎の先輩方が歩みを通して確かめられてきた「反」の心なのではないかと感じています。

　「反」はどこまでも他者に向かっていく眼で、「非」はどこまでも自らを問い続ける眼なのだと先輩方から学んでまいりました。あれから年月が経ち、現れ出てきているのは「反」の心から生み出される「分断」です。それは、ゆたこんの参加者の中にも（不安を感じている当事者同士であるにも関わらず）、地元（福島）の中にも、主催する私たちの中にもあります。目に見えない放射能が与えた最大の影響は「分断」なのかもしれません。

　「ゆたこん」は私たちがそのような事実と向き合う大切な非核非戦のプロジェクトです。どのような人とも、共に生きられる、共に生き合える世界を、今後もスタッフや参加者、関わってくださる全ての方々と、歩みを通して、語らいを通して「非」のお心を学び合って行きたいと思っています。長崎教区内の多くの方がこのプロジェクトに参加してくださることを切に願います。

ご支援のお願い

「長崎に、ゆた～っとしに来んね！」（非核非戦プロジェクト）は今後も活動を続けてまいります。引き続き、皆様のご支援をお願い申し上げます。

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1.郵便局受付で現金、またはゆうちょ銀行間で
振り込む場合

ゆうちょ銀行

記号01800-5　番号1888

口座名：真宗大谷派長崎教務所

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2.銀行から振り込む場合
ゆうちょ銀行

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口座番号　0001888

口座名：真宗大谷派長崎教務所

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